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JOULE FORCE誕生までのバカ馬鹿奮闘記!!!

JOULE FORCE誕生までのバカ馬鹿奮闘記!!!

第六回...

私が最後に高音質への自身の疑問点である大きく分けて2種類の回路
の選択を自問自答する事となる最重要アンプにとうとう出くわす事になりました!!

それが無帰還アンプと言うカーオーディオではまず使わない回路設計を駆使したアンプXtant(エクスタント)と言う高級アンプでした!

通常アンプには大きく分けて2種類の構成があります!

無帰還アンプと負帰還アンプと言う回路設計です!

負帰還アンプ 通称NFB回路
無帰還アンプ 通称NO-NFB回路と呼ばれております

簡単に説明致しますと!!

通常一般的に販売されております、NFBアンプとは

効率性能を稼ぐために一旦流れた残留電気を途中の回路か
抜き取り電気をプラス、マイナス、が逆転したクローンの様な電気に
メインの電気のお手伝いさせて不電圧や歪を改善させる仕組みです!

片や無帰還アンプNO-NFBは効率も何も上げずにそのまま直接増幅
する回路です!

はい!当然ですが、改善された負帰還アンプ 通称NFB回路の方が
電源自体も小型で出来ますし回路構成も途中で電気を迂回させる分
短縮でき数値的なカタログスペックも改善された分優秀になるわけです!

しかしながら!!
実際視聴して見ますとなるほど!NFBの方がSN比も高く歪率も改善され綺麗に鳴ってます。 が!!音色がやや硬く温度感が無く冷たい無気的な感じが否めない!ん~~

片や無帰還アンプ 通称NO-NFB回路は確かにほんの少しSN感や歪感はある物の柔らかなのに、芯がシッカリしていて暖かく立体的で現実的な艶が載ってくるのです!

機械計測でアナライジングするも、どう考えても数値的にはNFBの方が
性能は良いことは明白なのになぜ…

そうです!!どんなに効率が良くても一旦プラス,マイナスが逆転した電力のクローン化したお手伝いさんを、いくら雇っても仕事の効率は上がるものの超一流の職人さんが作った物を量産出来るわけが無いのです!!

結論はそこそこの仕事をする従業員を多数雇用するのではなく!!
超一流の職人さんが最高の仕事をする為のアシスタント、環境、
道具を整える事こそが究極と言えるのではないでしょうか!!

なぜなら音楽は大量生産の家具屋などではなく、オンリーワン芸術の一品だからです^^

その贅沢な悩みを叶えてくれた一品アンプが当時の
Xtant(エクスタント)と言うアンプでした

基本設計は無帰還アンプ 通称NO-NFB回路ですが!
効率が悪い分コストを弩返しで電源自体を高効率化し
素の性能をNFB回路を上回るスペックにまで底上げされた!!
本物志向のアンプは!!!

絶品でした^^

ただ強大な電源部分故A級アンプ同等の熱を発しておりました><

これで私の目指すべき所がやっと見えてきましたの巻き^

私が目指すべきは数値(クオリティー)だけでなく数値に表れない(クオリア)部分も
満たせるオーディオと心に誓うのでした!!

続く…

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