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JOULE FORCE誕生までのバカ馬鹿奮闘記!!!

JOULE FORCE誕生までのバカ馬鹿奮闘記!!!カーオーディオ サブウーファー!!編

皆さんこんにちは。

今日はいよいよ低域ウーファーについて少しお話します。

もちろん、アナログパッシブネットワークは高域から低域までフラットに奏でるための
最良の手段なのですが、音質を突き詰めて行くうちにどうしても車室内の重低音ノイズを打ち消すほどの低域をリアルに奏でるためにはサブウーファーなる存在が必要になってきます!!
高域においてはスピーカー能率や伸び質感の良い物と言ったユニットの性能に依存しますので
インストール技術は取り付け位置!車室内の形状に合わせた音色調整!のみとお考え頂いても差し支えないと思いますので後ほどとして、まずは技術力の最も問われます低域部分から!

実演奏やバンド演奏などの経験がある方などはご存知だと思いますが!
低域楽器!ベースやドラムが刻むリズムに合わせて演奏は成り立っております!!

すなわち、低域が乱れれば全てが乱れる!!
この状態はその演奏を私たちの耳にありのままを伝える為のオーディオと言うシステムでも
同じ事が言えるのではないでしょうか!!

と言う事でサブウーファー行って見たいと思います^^

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上の図の左を見て頂くとネットワークも無しにスピーカーウーファー)の性能のままにスルーでポン付けした時の周波数カーブです。

そして右の図はネットワークを通し出来るだけフラットにした物が点線によって表されております。

皆さんご存知だと思いますが、ウーファーにはネットワーク以外に音質を決めるエンクロージャー(ウーファーBOX)なる物が存在します。
基本ウーファーBOXは、スピーカーユニットに適切な容量と言う物がありますが、この容量をわざと適切外の容量にする事により、能率(音量)を上げたり、能率をわざと下げて、音質を上げたりするテクニックがあります。
そこの所を解りやすく、図を見ながら解説していきたいと思います。


まず一番オーソドックスな形、シールドBOXの場合適切容量を密閉したBOXにより、よりフラットに音を出すと言う方法です
この基本をどの様に変化さすと、どうなるかと言うテクニックからお話し致します。


適容量のウーファーBOXよりも大きくした場合、能率は下がりますが、より重低音域迄奏でる事が出来ます。
その逆でウーファーBOXを小さくした場合、能率は上がりますが、周波数帯域が狭くなっていきます。(低音はパンパン出ますが)重低音が出なくなる。
と言う事で、あっちを立たせばこっちが立たない、と言う風にバランスが要求される高度なテクニックが必要になってきます。
やはりここは、数をこなしている熟練インストーラーの力を借りるのが懸命です。(スキル命ですから「笑」)
ついでに更に高度なバスレフタイプも少し触れておきます
実はバスレフタイプは、ウーファー自身でタイトな部分を奏でBOXに適度な穴を開け、その穴からスピーカー背面のエアー圧をコントロールし重低音迄奏でると言う、一石二鳥の要求に答えてくれるミラクルBOXなのです。しかし、ただ一つ難があります。基本では、シールドBOXの約3倍の容量が必要になるのです。こりゃ~~~痛い!!

次回は、そのあたりに付いてもう少し掘り下げてみるぞの巻き!!